當麻寺（当麻寺）は、奈良県北葛城郡当麻町にあるお寺で
飛鳥時代（7世紀）に建てられた寺院で、
白鳳・天平様式の大伽藍を有し、東西で一対となる三重塔（国宝）が唯一残っている寺院です。
日本最古のつりがねもあります。
本尊として祀られる「當麻曼荼羅」は、西方極楽浄土を表し、中将姫さまが1日で織り上げたと伝わるものです。
５月１４日に行われる、練り供養はたくさんの参拝客で賑わいます。
練り供養は、現世に里帰りした中将姫を迎えて、極楽へ導くという儀式です。
當麻寺のアクセス 車だと駐車場は？奈良や京都からは？
當麻寺への電車でのアクセス
電車の場合の最寄駅は近鉄南大阪線の当麻寺駅から徒歩１５分となっています。当麻寺駅までは近鉄線の阿部野橋駅から準急橿原神宮前行に乗ります。約４０分程度で当麻寺駅に到着します。
また奈良や京都の方からの場合では橿原神宮前駅まで来て、急行の阿部野橋行で尺土で普通に乗り換えて１５分程度です。
京都から橿原神宮前駅までは急行で１時間２０分弱、特急で約１時間です
急行の阿部野橋駅から乗車した場合には尺度駅で普通電車の古市行きに乗り換えてください。尺度駅で乗り換えてから二つ目の駅になります。
中将餅で有名な中将堂本舗さんは、近鉄南大阪線「当麻寺駅」の目の前にあります
當麻寺への車でのアクセス 駐車場は
西名阪柏原出口を降りて１６５号線バイパスを南下、のほかにも、西名阪香芝出口や南阪奈葛城出口、橿原より大和高田バイパス経由、そして高野山より２４号線経由といったアクセス方法もあります。
当麻寺の駐車場は、お寺のすぐ近くに10台程度の民営駐車場（５００円）がありますが、参道は道幅が狭いのと、GWなどのシーズンは参道が通行止になります。
奥の院に拝観の方は、奥院の駐車場が４０台分ほど利用できます。
奥院駐車場は熊谷川橋南詰の交差点を曲がります。
當麻寺交差点を南に超えれば左側に當麻観光駐車場があります。
普通車20台 バス2台
奈良県葛城市當麻368番地
午前10時から午後5時まで
裏技としては、少し歩きます（２０分弱）が、
道の駅 ふたかみパーク當麻に停めて拝観する方法もあります
當麻寺の拝観のポイント
当麻寺は宗派は高野山真言宗と浄土宗の並立となっている珍しいお寺です。
ちなみに、長野の善光寺（天台宗、浄土宗）・京都の宇治平等院も並立寺だそうです。
（平等院は宗派は17世紀以来天台宗と浄土宗を兼ね、現在は特定の宗派に属さない単立の仏教寺院だそう。）
當麻寺自体の本坊はなく、境内には高野山真言宗5院、浄土宗8院の頭塔があります。
當麻寺本堂（曼荼羅堂）は真言宗と浄土宗の兼帯で、金堂、講堂、塔などは真言宗が管理しています。
真言宗：中之坊、西南院、松室院、不動院、竹之坊
浄土宗：念仏院、護念院、来迎院、極楽院、奥院、千仏院、宗胤院、紫雲院
本堂・金堂・講堂共通拝観券が500円
奥院、西南院、中之坊等もそれぞれ拝観料が必要になっています。
しっかり時間をとって拝観すれば見ごたえがありますし、桜・ボタン紅葉の時期と何度かに分けて訪問するのもオススメです。
當麻寺にはここでは記述できないぐらい多数の貴重な文化財があります。
中将堂本舗のよもぎ餅は取り寄せも！！
当麻寺といえば、真っ先に思い浮かのが、中将堂本舗さんの「中将餅（ちゅじょうもち）」。
何度も何度も食べていますが、本当に美味しいです。
ハードルが上がっていても、それを超える美味しさなんです。
中将餅（よもぎ餅）はぼたんの花びらを型どったもの。葛城の里に自生するよもぎがふんだんに活用されているそうです。
当日然ダメなのかと思っていたら、要冷蔵（１０℃以下）で3日大丈夫ななようで、食べる20分以上前に庫外に出せば、柔らかさも戻るようです。
ただ、我が家では、冷蔵庫に入れる前に食べきってしまいますので、まだ、検証は出来ていません＾＾；
8個入り700円を買って帰ったら、ペロッと3人でなくなりました。
中将堂本舗さんは店内でも中将餅と煎茶のセットが食べれますし、冬場の限定メニューですが
草もち入りぜんざいやきなこ草餅などもあります。
↓ ↓ こちらのHPからお取り寄せもできます。
住所: 奈良県葛城市當麻55-1
電話: 0745-48-3211
定休日: 夏期と年末年始など
営業時間: 9:00 – 18:00
駐車場: 10台分ほど
アクセス: 近鉄南大阪線「当麻寺駅」からすぐ
