[`livedoor` not found]
[`yahoo` not found]
[`buzzurl` not found]
[`fc2` not found]
LINEで送る
このエントリーを Google ブックマーク に追加
[`nifty` not found]

伊藤若冲といえば、動物をモチーフに緻密なタッチと鮮やかな色で描いた絵が特徴だと思っていたので、石仏五百羅漢像って、若冲らしさを感じるのかな??

と思って、深草の石峰寺(せきほうじ)さんへ行ってきました。

石峰寺

「若冲五百羅漢」としていまも親しまれていて、当時は千体以上あったそうですが、現在四百数十体が残っているそうです。

いくら若冲でも石仏だし。。。と思っていったののですが、これが、なかなか素晴らしい。

残念ながら、写真撮影が禁止なので、写真に収めることができませんでした。

なんでも、2012年(平成24年)、写真家を名乗る人物が連れたグループが撮影会と称し、石像に帽子をかぶせたりロウソクを点けたりして柵内に入ったりしたため、石像保存の観点より現在はスケッチ・写真撮影が全面的に禁止になってしまったようです。

⇒若冲五百羅漢を画像でチェック

また、深草も石峰寺もあまり聞きなれないと思いますが、深草は、京都市伏見区の北部に位置する地名で人気の観光地の伏見稲荷(京都市伏見区深草藪之内町68)のすぐ近くでした。
JR稲荷駅下車徒歩約7分・京阪電車深草駅下徒歩約7分と便利です。伏見稲荷まで、5分ほどでいけます。

石峰寺

スポンサードリンク

石峰寺の若冲の五百羅漢像って

石仏五百羅漢像は、石峰寺の本堂背後の裏山にあります。

この石仏は若冲が当寺七代密山和尚の協力を得て下絵を描き、石工に彫らせ、石造釈迦如来像を中心として釈迦誕生より涅槃に至るまでの一代をあらわし、諸菩薩・五百羅漢を安置しています。十年余りかけて石工に造らせたものと伝えられています。
また絵一枚につき米1斗の謝礼を受け取り生活の糧とし「斗米先生」とよばれたり、そのお金で羅漢を彫らせたともいわれています。

若冲は寛政2年(1791年)に石峯寺門前に草庵を設けて隠棲しており、寛政12年(1800年)9月10日、85歳の生涯をその草庵で閉じ、石峰寺に葬られた。

安永年間(1772年 – 1781年)から天明年間(1781年 – 1789年)に作られたようです。
石峰寺には若冲の墓があり、2000年(平成12年)から毎年9月10日に若冲忌を営んでいるそうです。

石峰寺

五百羅漢って

五百羅漢(ごひゃくらかん)とは仏陀に付き従った500人の弟子。またはそれをかたどった像。

羅漢は悟りをひらいた高僧を指します。

羅漢信仰は、鎌倉時代に中国から入り、信仰の担い手は僧侶でした。その後、江戸時代の中頃以降に五百羅漢の信仰が一般民衆に盛んになり、
各地に五百羅漢の石仏や木造仏が作られ、表情もそれまでの異国的であったものが、著しく日本的で人間味溢れるものになったといわれています。

石峰寺

伏見稲荷大社の少し南にある、伊藤若冲ゆかりの石峰寺(せきほうじ)。

石峰寺

平安時代中期に多田(源)満仲が摂津多田郷にひらいた石峰寺を起こりとし、江戸時代の正徳3年(1713)、中国僧千呆(せんがい)禅師が現在地に移したという。
もとは大寺でしたが、二度の火災で焼失し、
現本堂は昭和60年(1985)の再建で、本尊釈迦如来像を安置しています。

お寺の方に聞くと、以前は今の10倍ほどの広さだったそうです。

また、
石峰寺の観音堂の格天井には若冲の描いた天井画もあったそうです。しかし観音堂は幕末の安政6年(1859年)以前に破却され、天井画は寺外に流出、現在は信行寺(左京区)や義仲寺(大津市)が所蔵している。

当時は千体以上あったそうですが、現在四百数十体が残っています。

スポンサードリンク

上り坂の参道の途中に竜宮造りの総門があります。

石峰寺

石峰寺

中門を入ると、寛政12年(1800)85歳の生涯を閉じた若冲の墓
「斗米庵(とまいあん)若冲居士墓」と若冲の事歴を書いた筆塚があります。
京都市上京区相国寺にある墓は生前につくった寿塔です。

石峰寺

伊藤若冲

江戸時代中期の画家伊藤若冲(1716~1800年)は、京都錦小路の青物問屋の長男として生まれ、23歳の時父親が亡くなったために、店を継ぐこととなります。
狩野派を学び、光琳派より宗・元の古画を取り入れ、写生を基礎として動植物を描きました。特に鶏の名手として知られています。
禅への並々ならぬ傾倒を示し30代半ば、相国寺の僧大典顕常に参禅、若冲居士の号をえて、生涯僧のような生活を守り独身を貫きました。
40歳の時弟に家督を譲り絵に。

2021年1月にNHKで江戸時代の天才絵師・伊藤若冲。謎に包まれた天才の実像を初めて本格的にドラマ化されました。
ライジング若冲 天才かく覚醒せり DVD 全2枚

石峰寺の基本情報

[su_table]

住所 京都市 伏見 区深草石峰寺山町26
電話番号 075-641-0792
拝観時間・拝観料 3月~9月 9: 00~17:00 10月~2月 9:00~16:00
大人:300円。(30名以上の団体は1人250円)
小人:200円。(30名以上の団体は1人150円)
駐車場 無料 普通車11台
専用の駐車場がありますが、道が細く入れるか分からなかった為、
最寄り駅 JR稲荷駅下車 東南へ400m 徒歩約7分
京阪電車深草駅下 東へ350m 徒歩約7分

[/su_table]

伊藤若冲ゆかりのお寺

相国寺:京都市上京区相国寺門前町にある臨済宗相国寺派の大本山の寺院。明和2年(1765年)9月29日、伊藤若冲により釈迦三尊像と動植綵絵が寄進されている。
京都府京都市上京区今出川通烏丸東入相国寺門前町701
鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)は、相国寺の山外塔頭(さんがいたっちゅう)
信行寺: 北門前町、東山通の西側にある。江戸時代の画家・伊藤若冲が最晩年に描いた天井画で知られている。
義仲寺:滋賀県大津市にある天台宗系単立の寺院。境内全域が1967年(昭和42年)に国の史跡に指定。伊藤若冲の天井画はデジタル技術によって忠実に複製され、一般公開されている。
滋賀県大津市馬場1丁目5-12

石峰寺の若冲五百羅漢まとめ

若冲五百羅漢は、またお会いしたくなる仏像でした。写真が禁止ということもあるかもしれませんが、石峰寺の石仏五百羅漢像は、本堂背後の裏山にあります。

写真集も販売はしていたのですが、裏山にたたずんでいるのが何とも言えずいい感じでした。

何度も行きたいと思いました。

春は桜もきれいなようですね。

石峰寺

深草といえば、なんだか行きにくいところののイメージがあったのですが、伏見稲荷のすぐ近くですし、石峰寺から東福寺まで20分程なんです。東福寺ならJRも京阪も最寄り駅があるので、便利ですね。

最後に、今回紹介した情報がお役に立てましたら、


人気ブログランキング

こちらの「ブログランキング」をクリックして頂ければ幸いです。

頂いたクリックを励みに、奈良のカフェを中心に情報を届けさせて頂きます。

スポンサードリンク